【宣伝】8月投稿した曲のお知らせ

ラーメン。

皆、ラーメンと聞くと何を思い浮かべるだろうか。
とんこつ?醤油?塩?味噌?
家系だとか、魚介系なんてものもある。

二郎は含まれるか?というのは実に愚問。
あれは残念ながらTRPGお馴染みクトゥルフ神話の化身だ。
そのためラーメンでは無い。

さて、味香り見た目様々あるラーメンだが、
私はというとシンプルなとんこつから
日本人の生み出した邪道まで大好きだ。
そして今日対峙する邪道は素晴らしい。
昔ながらの中華そばをモーツァルトとするなら、
こいつはガツンくる素人には真似できない個性、
さながらパガニーニと言ったところだろう。

麺屋こうじ・昼の部「もりそば」
千葉県は柏市、麺屋こうじの昼の部のもりそば

生ぬるいクラシック界に衝撃を与えた
彼の超絶演奏の様な目につく太麺、チャーシュ。
これは何味なのだろうか?と考えさせられるスープ。
なんと強烈な事か。

筆者はそっと麺を箸でつまみ上げ、
スープへと落としてやり、啜り上げた。
その瞬間、口の中で彼の演奏が始まる。

とんこつ醤油と魚粉という陸海のオーケストレーション、
そしてそれを喉鼻へと送り出す麺から仄かに香る小麦。
きっちりと歯のスタッカートを刻まねば負けそうな麺の弾力、
しかし噛めば噛むほどに滲み出す味、味。

麺屋こうじ・昼の部「もりそば」
高く盛られた太麺に具材が乗る様は、小舟を跳ね除けたゴジラの様だ

なんという事か。
見た目に圧倒されてしまっていたが、
これは基本を磨き上げた「ラーメン」だと気づかされる。
腹を空かせた我々ケダモノを十分に満たせるため、
この様な姿になっていったのだと悟る。
超絶技巧のバイオリンのカデンツァだけじゃない、
彼はオーケストラでこそ真価を発揮するのだ。

筆者はたまらず、レンゲにスープ、麺、ほうれん草を集め、
一気に口の中に放り込んだ。
言うなればラーメンのトゥッティ。
これだ、間違いない!!
単体で飲むには濃すぎるスープだが、
こうして皆で音を鳴らせば見えてくるエデン。
美味すぎる。

何よりもりそばのいいところは、
スープに浸したままで無いために
麺の固さが保たれるということ。

通常のラーメンでは徐々に柔らかくなっていく。
しかし、このもりそばはいつまでもフォルテ。
自然のデクレッシェンドなんてありえないのだ。

そして序奏、提示部と演奏してきてからの、展開。
割り下だ。

麺屋こうじ・昼の部「もりそば」
濃厚なスープは付け合わせの割り下で濃さを調節できる

落雷の様に猛威を振るったオーケストラの中、
静かな風を思わせるフルートのハーモニの様な
このしいたけの割り下は、
段々と飽きてくるほど濃いこのスープの調節を行える。
そう、彼の登場により観客は安らぎを得るのだ。

そうして凪いだスープの中を散策すると、
スープをガッツリ吸ったサイコロ大のチャーシュが隠れている。
なんだ、チャーシュは麺の上一枚か…と思いきや、である。
なんとニクい演出か。

このもりそばはこうして、静かに、静かに幕を閉じる。
ああ、美味かった…。
まだまだ暑い8月の終わり、
著者は満足気に店を後にした。

ところがパガニーニ。
彼は単なる演奏家、作曲家ではなかった。

そう、夜はまた別の顔を持っているのだ…。

麺屋こうじ・夜の部「ラーメン」
夜の部では実に暴力的なラーメンが客を襲う

8月に投稿した曲たち

今日はまだちょっと早いんですが、
8月に投稿した楽曲のまとめです。


パーカッションのみのシンプルな曲。
http://commons.nicovideo.jp/material/nc141512
http://dova-s.jp/bgm/play4966.html


木管が中心、おふざけな曲。
http://commons.nicovideo.jp/material/nc141552
http://dova-s.jp/bgm/play4970.html


ピアノのみの哀愁感ある曲。
http://commons.nicovideo.jp/material/nc142482
http://dova-s.jp/bgm/play5028.html


シリアスな物語をイメージした曲。
http://commons.nicovideo.jp/material/nc142501
http://dova-s.jp/bgm/play5031.html


紅葉した山岳地を登るイメージの曲。
http://commons.nicovideo.jp/material/nc142657
http://dova-s.jp/bgm/play5046.html

以上です。
ご自由にお使いくださいませ!

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Posted by ilodolly