テクニック系

エピック系オーケストラ曲の作り方・2回目

Epic musicあるいはCinematic Orchestral、ハリウッド系、ゲーム系のオーケストラ…などなど色んな言い方がある、あの壮大で激しくてカッコイイ音楽の作り方を解説します。

2018年にも同じような話を書いたので、2020年最新版として見ていただけると幸いです!

基本的な内容は対して変わらないんで、端折りながら解説します。


ポイントは6つ

エピックは色んなアーティストを聞いている人には分かるかと思うんですが、要素は大体同じです。

  1. リフ、コード進行を作る
  2. オーケストレーションはシンプルにする
  3. 主旋律もシンプルにする
  4. ブレイクを作る
  5. Epic FXはここぞというタイミングで使う
  6. シンセを混ぜる

1.リフ、コード進行を作る

Epicは大体、4〜8小節のリフをちょっとずつ発展させる形式が一般的です。ピアノでもなんでも、さくっと作っちゃいましょう。

センスや引き出しが問われますが…これが終わればもう、作曲の7割は完了です。本当に。

2.オーケストレーションはシンプルにする

イメージ的には、金管でメロを取って弦はバッキングのみ、って感じです。それくらいシンプルにまとめます。

これは各楽器の役割、音域の住み分け的な意味合いもあります。

正直、各声部の打ち込みやってる時は大丈夫かこれ音薄くないか…?という気持ちになりますが、全体で1まとまりにするという強い気持ちで作ってください。

3.主旋律もシンプルにする

オーケストレーションと同様に、メロディもシンプルにします。コードトーンをさらうくらいで良いかなーと。ないと寂しいので、作ること自体は重要。

主旋律がシンプルになると、カウンターメロディを作りやすくなり、曲が華やかになります。

シンプルなメロって難しいけど、リフがしっかりしていれば、良い感じにまとまると思います。

4.ブレイクを作る

Epicですもの、ブレイクはないと。

1小節ほど、曲やフレーズの切り替えに挟んでみてください。曲の緩急がついて、より完成度が増します。

5.Epic FXはここぞというタイミングで使う

そういったブレイクや、大サビへの切り替えなど、良いタイミングで鳴らすことを意識して入れましょう。

鳴らしすぎるとメリハリがなくなり、かえって淡々とするので注意です。

6.シンセを混ぜる

これは別に無くてもいいんですが、やはりシンセを重ねた方が現代的なサウンドになります。

割合はもう好みの問題なので、色々試してください。私は生音7割、FX含むシンセ3割くらいが好きです。

おまけ:オススメのEpic系アーティスト

色んなコンポーザーの曲を聞いておくことをオススメします。引き出しを作るため、自分のセンスを磨くため、です。

Two Steps From Hell – 説明はいらないでしょ
https://www.youtube.com/watch?v=tGh4FcZKekA

Audiomachine – フルオケ〜シンセガチガチなど色々
https://youtu.be/Trn1cSsY2t8

Daniel James – 曲を作ってる様子を配信してるのでめっちゃ参考になる
https://www.youtube.com/watch?v=-96h9Xad71E

David Chappell – 個人的にめっちゃ好き
https://www.youtube.com/watch?v=AxCKxh2S9GU

Ivan Torrent – シンセの使い方がマジでうまい
https://youtu.be/Y_LL1VZEN-s

Mark Petrie – 雰囲気がめっちゃ良い
https://www.youtube.com/watch?v=IOsSG-Udwjs

Twelve Titans Music – 映画音楽的な雰囲気
https://youtu.be/FOdhm9AkNTg

Hans Zimmer – 映画音楽そのものなんで一般的なエピックとは違うのですが、やはり祖。参考になることはめちゃくちゃ多いです。
https://www.youtube.com/watch?v=TcC-yd3v4jE


私が作った曲を交えて解説してます

動画にしました。

ストックとして販売予定の曲なのでフルバージョンは流せないのですが、上記のポイントに沿って作ったものを解説してます。

ぜひ制作の参考になれば幸いです!

ilodolly
Epic/Cinematic music composer

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