2020年版・私のオーケストラ打ち込みテンプレ公開&参考動画の紹介

2020年版・私のオーケストラ打ち込みテンプレ公開&参考動画の紹介

私のテンプレを紹介してます。
自身の備忘録的な内容なんですが、何かの参考になれば幸いです。
ちなみに、このテンプレで作った曲はこれ!!ってのがまだないので、制作したら掲載します。


制作する楽曲の方向性

基本的にはEpic orchestralとかCinematicなので、使う音は「オーケストラ」をメインに、「シンセ類」「エピック系の効果音」になります。
順に書いてきます。

使ってる音源の各セクションごとの紹介


木管は“Spitfire Studio(SSt) Woodwinds”です。Proではない、通常版。
レガートパッチに難ありなので使ってないんですが、程よく軽い音がそこそこ気にいってます。
とはいえ、テンプレ作りの参考にした方々全員が“Orchestral Tools Berlin woodwinds”なので、買い替えを予定しています。が、高い…。

金管は“East West Hollywood Brass”“SSt Brass”“Performance Samples Angry Brass”です。
EWはこのブログでは一切触れてこなかったんですが、ちょっと前のアップデートでPlayエンジンがかなり改善されたそうで、導入を決めました。
実際触ってみて確かにエンジンそのものは軽いし、音も奏法によらず満遍なく良いですね!慣れてきたら、レビューします。
SSt BrassはWoodwinds同様、レガートがちょっとアレ。あと基本的に音が優しいから、Epicに向いている感じはしない。ただ楽器も奏法も充実してるんで、悪くはないです。
Angry Brassは主にホルンを使ってます。メロディを鳴らす時にレイヤーして、音を前に出す用ですね。
たまーに8dio majesticaも混ぜてみたりしてます。アレの超ロングトーンは素晴らしい。
金管は現状、スタッカートと低音が弱いので、今後はそこを補強したい。

弦はメインが“Cinematic Studio Strings”、補助に“EW Strings”“Performance Samples Con Moto Legacy”です。
基本的にはCSSで作るんですが、厚みが欲しいなーって時にEWとCon Motoをレイヤーします。CSS+EWのチェロの組み合わせはだいぶ気に入ってます。
Con Motoは無料のViolinだけなんで、できればチェロも欲しい…。

また、効果音的なものも入れてます。“SSt Strings”“Spitfire LABS Frozen Strings”です。
SStSはRuns、Glissを使ってます。VlにしかRunsがないのは何故なんだか。ただ音が良いので使ってます。Frozenはただの趣味。
弦の不満は今の所、普通に作る分にはない…かな?やっと固まってきた感があります。Runsとか弱いけど、あんまりやらないし、そのうちかな…と思ってます。

パーカッションはほんとつい最近、“Hans Zimmer Percussion”を導入しました。君の曲、パーカッション弱いねって突っ込まれたので、急遽…。
他に、“8dio Majestica”“Hybrid Tools Vol.3”を挿してあります。HZPで十分なんですが、デカイ1発鳴らすようです。もしかしたら外すかも。
マリンバ、シロフォンとかは全然使ってないので、入れてないです。欲しいなーって時は“Kontakt Factory Library”のものでごまかしてます。

シンセは“Synthmaster One”“Hybrid tools Vol.3”、たまに“NI Massive”を使ってます。Oneは自分で音作れるけど、Massiveは相変わらずプリセットから脱出できてない…。
Vol.3はやたら分厚いSynth Bassが収録されてるので、それを使ってます。微妙に使いにくいので、似たような音を作れるようになりたいですね。
今後は“U-he Hive2”を買い足す予定。デモ版試したんですが、あれは確かに使いやすくて良い感じ。
FXはフリーで落としてきた1shotもののWaveファイルを、EXS24に入れて調整して使ってます。ここぞという時にしか使わないし、製品版は考えてないです。

使ってる音源まとめ

まとめると、

  • Cinematic Studio Strings
  • East West Hollywood Brass, Strings
  • Performance Samples Angry Brass, Con Moto
  • Spitfire Audio Studioシリーズ, Hans Zimmer Percussion
  • KV331 Synthmaster One
  • Native Instruments Massive

でした。去年で一気に音源増やしたから正直扱い慣れてないんですが、2曲程度やってみただけでもだいぶ満足できてます。
今後は弱すぎる木管とシンセ、ろくなもの持ってないピアノやハープをはじめに、セクションを補強していく形で音源買い足していく予定です。

参考にした動画

1番はBenny Oschmannのこの動画。
そのままコレにするつもりはないんですが、各音源の使うタイミングとかはそっくりそのままにするつもりです。めちゃくちゃ参考になる。

2番目に参考にしたのはDaniel Beijbomのこの動画。CSSとEWの組み合わせはこれで確定させました。
そんなにレイヤーしてないんですが、やっぱりBennyと同じ箇所がいくつもありますね。
あとはBlakusやDaniel James、Junkie XLなんかも参考にしたんですが、大体OTがメインだよーマイキングを都度いじってるよーって話ししてて、ごめんそれは無理…と真似を諦めました。突き詰めるにはお金が大量に必要なのよねははは


音を真似て自分のものにしていく

自分で模索するのも大事なんですが、手っ取り早いのはプロの真似です。
それから、何より「彼らと同じ音が出せるはず」という状況が大切かなーと思ってます。
「これだけ持ってて作ってるものがしょぼいと思われたり、これだけ持ってて音が原因で審査落ちしたりしたら、なんと情けない話か。」と、自分をひっぱたくきっかけになります。制作も取り返す意気込みで臨めるしね。
あとは単純に、出る音が良ければやってて楽しいよねって話もあります。実際、いま楽しい。フッフゥ↑↑
音源はいい感じに充実してきました。そしたら次は、彼らのような音を出せるようになることです。さぁ頑張りましょう2020年。