2025年のブラックフライデーで買った音源・プラグインの紹介とレビュー
円安がすさまじくて来年にしようかと思ったんですが、来年も同じこと言ってそうなので喫緊で欲しいものだけを買いました。
結構お金出ていっちゃったから働かなきゃ…。
買った直後なので深いレビューはまだできませんが、2025年の黒金で買ったものの紹介とちょこっとレビューをします。
黒金で買ったもの
買ったものは2つです。
- Schwabe Digital – HiFAL
- Orchestral Tools – The Berlin Series
それぞれ紹介します。
Schwabe Digital – HiFAL
https://www.schwabedigital.com/
たぶんマイナーなプラグインメーカーだと思います。
これはハイミッド〜ハイ辺り(1khz〜20kHz)を処理するための、デジタルのエフェクターです。
使い方としては、高音域のキリキリ・チリチリとした「耳障りな成分」を抑えるために挿します。
かなり自然に抑えてくれるので、ヘッドルームを高くできる(音量に余裕ができる)というのが大変素晴らしいです。
処理のイメージとしてはディエッサーに近いかなーと。
加えて、ハイミッド以降の成分の音量を底上げでき、結果的にサスティンが伸びるというパラレルリミッターも入っています。
また、だいぶ豪華なUIにしては動作はほどほどに軽めです。
流石に一般的なEQよりはちょっとCPUパワー使うかな?といった感じ。
信用しているレビュワーが紹介してて、これはもう是非とデモを試して即決でした。
もう少し使い方がわかってきた頃に改めてレビューしたいですね。
Orchestral Tools – The Berlin Series
https://www.orchestraltools.com/
私としては「ついに買ったか…」という感じ。
オケ音源はどれも高価なんですが、その中でも上から数えた方がいいくらい額が高い音源です。
最近、仕事で作るオーケストラサウンドがどうしてもシンフォニー系、大編成が多く、手持ちの音源だとどうしてもこじんまりしたサウンドになってしまうので、思い切って購入しました。金が…。
買ったものは”Berlin Orchestra Full”という、Symphonicの方のストリングス、木管、金管、パーカッション、それからソロストリングといつ使うんだが分からん特殊な木管のセットです。
似たようなものでSpitfire Audioのシリーズも検討したのですが、もう少し細かく楽器を使い分けられる点、SINE Playerが気に入っているという点から、まあこっちが良いだろうと選びました。
Spit〜の方が日本人の利用者・レビュワーが多くて逆張りしたくなった点はまぁ、さておき。
SINE PlayerがStoreのタブを持っているという点を除けば、動作も安定しているしUIも分かりやすい。
何より欲しいアーティキュレーションのみにするのが容易い、ということで本当にお気に入りです。
Kontaktのようなメモリ解放ができないというのは難点かもしれない。
というSINEで動作するBerlinシリーズですが、他の音源ではあまり見ないホルン1〜4を別の音源として扱えるという。
他の金管・木管楽器も同様で、奏者を分けて打ち込みができます。
そこまで細かく打ち込むことはほぼないかなーと思いますが、音の規模感の調整が効く、というのは仕事をする上では結構便利だなと思ってます。
奏者を分けられる音源は他だと、Cinesamplesが半分ずつで分けられたかな。
1年くらいたっぷり使えばもっとまともなレビューが出来るかなーと思うので、来年末かそこらでレビュー記事出せたら良いですね。
何よりまずマイキングの勉強が必要…。
来年以降で欲しいもの
音源は本当に充実しているんですが、グランドピアノとハープが相変わらずしょぼいのでそこをどうにかしたい。
それくらいですかね、音源に関しては。
あとはミキシング用のエフェクターをちょくちょく試して見たいなーと思っています。
サチュレーター、デジタルのEQやコンプ、リバーブ、HiFALみたいな抑えてくれる系とか、何かしら良いものがあれば、ですね。
どちらかというと、実機のエレキベースやギターが欲しいです。
打ち込み音源を買っといてアレですが、最近は極力打ち込みをやめたいなーという願望が出てきてしまいました。
自分的にベストな音を出したい、という欲のせいで物欲は尽きませんね。