【DAW】Reaperの使い方-プラグインを自作する(JSプラグインをいじってみる)
正直プラグインを自分で作らなくてもと思ってたのですが、非常にニッチなものを用意せざるを得なくなり。
今後またそういう機会があった時用にとメモがてらに記事にしておきます。
JSプラグインとは
JSはReaper専用のプラグインで、ほぼ全てのエフェクターやアナライザーが用意されています。言語はEEL2。
有志による制作も行われており、見た目こそ味気ないのですが、物としては無駄がなく使いやすいプラグインです。

有志の作ったプラグインは公式フォーラムから無料でダウンロードできます↓
https://stash.reaper.fm/tag/JS-Effects
ダウンロードしたものは以下の手順で格納、読み込ませれば使えます。
- ReaperのOptions→”Show REAPER resource…”をクリック
- Effectsフォルダに格納
- プラグインを選ぶウィンドウを出したら画面上のメニューバーの”FX”→”Scan for new JS FX”
JSプラグインを自作する
ガチで1から作る場合は公式ページを参考に↓
https://www.reaper.fm/sdk/js/js.php
私は既存のエフェクタを組み合わせたものが欲しいので、既存の中身をコピーして組み合わせようと思います

まず中身をコピーしたいエフェクタの”edit…”をクリック。

中のプログラムが見えるので、これをまるっとコピーして適当なメモ帳に置いておきます。

新規でJSプラグインを作るので、プラグイン選択画面のメニューからFXを選択、”Create new JS FX”を選択。

プラグインの名前と説明を書きます。ここは後からやり直せるので、とりあえずで入れちゃって大丈夫。
そうすると、フェーダーも何もないJSFXのガワが出てくるので、またedit…を押して先ほどコピーしてメモ帳に取っといたものを貼り付けて、やりたいようにいじって…で完了。
エディタ上でcmd+zなどのショートカットは効くので、やりにくさは特になかったです。
私が作ったもの「Cheep Speaker Simulator」
先に注意事項を書いておくと、元々のプログラムは他人様のものなので、私が作ったものの完成品を公開、配布する事はないです。
ただ、簡単に作れるのでぜひご自身で。
マスタートラックに挿して使うもので、ステレオをモノラル化、かつ300~4kHzしか出ない状態にしたい!という希望がありまして。
Reaperのデフォルトでマスタートラックにモノラル化はあるしEQをそのようにセットすれば事は済むんですが、ワンクリックでその設定ができたら便利だな〜と思って、プラグインを自作しました。
中身としては、以下の2つのJSプラグインを1つにまとめたものを作りました。
- Stereo to mono
- RBJ Highpass/Lowpass Filters
前者はフォーラムから見つけて、後者はそもそも入っているプラグインです。

完成品がこちら。
モノラル化はエフェクタをONにした状態で既にかかるようになっていて、各フィルターも最初から削るようにデフォルト値を設定しています。

プログラムをいじるときの注意として、最初に引数を宣言してから関数、という順じゃないとエラーが出るというのがあります。
画像だとSlider〜というのが引数で、これは一番最初に書く必要があります。
その下に@から始まる計算式を置けば、まず問題なく動きます。
既存のエフェクターをいじる方法は、以下の動画が参考になります。

