民族音楽でケルト以外に好きなものを4つ紹介+民族音楽の探し方
- 2019.05.28
- 読み物
定期的に「民族音楽を聞きたい期」ってないですか?この記事を書いているまさに今が、その時期です。
今回は私、ilodollyが個人的に好きな民族音楽を4つ紹介します。めっちゃ好み偏ってます。
民族音楽なんてケルトしかわかんねーよーって人にこそ、聞いて欲しいです。めっちゃ楽しいよ。
紹介する民族音楽4つ
私が好きな雰囲気のみを紹介します。あれこれ聞いてみて分かったんですが、西アジア〜東ヨーロッパ辺りが好みでした。
ということで、紹介するのは次の4つの国。
- オスマン帝国(Ottoman)
- エジプト(Egyptian)
- ルーマニア(Romanian)
- ブルガリアン(Bulgarian)
一通り調べて気づいたんですが、これほとんどオスマン帝国支配下にあった国なんですよね。トルコから始まった、超巨大帝国、オスマン。
私も支配されてしまったようです。だってカッコいいんだもん。
“ジプシー”も絡んでいるというのもありますが、今回はルーマニアロマだけにしてます。ルーマニアのみ、伝統的な音楽にピンと来なかった…。
日本あるいはポップス、西洋クラシックにはないニュアンスがとても多いので、異国だ!!って気持ちになると思います。さあどんどんいきましょ。
オスマン帝国(Ottoman)
オスマン帝国は、かつての最大国土が黒海周辺〜地中海の南側と、超巨大国だったみたいです。イランからエジプト、北アフリカ、ヨーロッパ方面はトルコ、ギリシャ、ハンガリー辺りを支配していたとか。すっげー広い…。
現在のトルコを中心に繁栄、1924年に消滅。割と近年まで存在した、嘘みたいにバカでか帝国の音楽です。
やっぱりトルコが中心、エジプトあたりまで伸びていただけあって、そんな雰囲気がありますよね。スケールとか、使用楽器とか。
ジプシーみたいにテクニカル、スピーディな曲があまりないのはお国柄?
ちなみにトルコで最も好きなものは、このおじさんが自作したヤイバハールっていう楽器。めちゃくちゃ面白い音がする。残念ながら非売品。おじさんももちろん、非売品。
エジプト(Egyptian)
ラムセス二世とかオジマンディアス王とかファラオとか、ご存知エジプトの音楽です。
Egyptian musicって探すと、ベリーダンス系がいっぱい出てくるし、ファンタジーなものもいっぱい出てくる。セクシーなねーちゃんがいっぱい出てくる。最高だね。
貼っているのはかなり近代のものですが、やっぱりあっちの雰囲気バリバリですね。腰ほっそい人が踊っている風景が見えるようです。最高だね。
さっきも書きましたが、エジプトもかつてはオスマン帝国支配下にありました。使っている楽器やスケール感は似ているものの、こっちの方がノリの良い曲が多い気がします。メロディの音域も高め?
ルーマニア(Romanian)
もう全然ジプシー。ルーマニアの伝統的な音楽っていうより、ジプシーよりなものが好きです。
ジプシーは旅する人たちなので、色んな国の要素が盛り込まれていきます。その中でもルーマニアが特に気に入りました。
具体的にどのあたりが?と聞かれると難しいんですが、ヨーロッパ系と西アジア系が程よく混ざってるような、そんな気がします。
オスマン帝国支配下にあったものの、もう全然違う雰囲気だっていうのがわかると思います。メロディの雰囲気が明るいとか、リズム感とか。
でもこの国はトラディショナルより、やっぱりジプシーかなって思う。
ブルガリアン(Bulgarian)
この国にもジプシーはあるのですが、ブルガリアの志向は”ブルガリアンボイス”だと思う。まじで神秘的。
スケールとか和音とかリズム感とか、全てが変態的。どうしてそんなに難しいリズムで、こんな曖昧なハーモニー作れるの??マジで意味わかんねえ…。
でも綺麗なんですよね。好きな人多いはずだから、ぜひ聞いて欲しい。ヒィ↑ーィ↓
民族音楽の探し方
俄然、無印良品を推します。
Facebookに家族写真上げちゃうような、インスタでハッシュタグゴリゴリに使うハーバリウム大好きな人が好きそうなお店ですね。ボロクソ言ってますが、私は大好きなお店です。
そんな無印良品ですが、実のところ、売ってる飯とかCDとかはかなりマニアックです。
値段こそちょっと張りますが、色んな国の音楽をがっつりまとめたCDを販売しているので、興味ある人はラインナップをぜひみて欲しい。
それから、何か新しい音楽を探すコツとしては、楽器を調べることかなと思います。民族楽器専門店をみて、気になる楽器の国を調べる、みたいな。
なんかいい民族音楽ねぇかなーと思った時に、ぜひ参考になればと思います。
東ヨーロッパはいいぞ
治安は悪いけどな!!
蓋を開けてみると、オスマン帝国支配下にあった国の音楽ばっかりでしたね。
トルコという国は天空塩落としおじさんしか分からないんですが、こうやって音楽を聞いていくと、だいぶ私好みの国なんじゃないか?という気がします。いつか行ってみたいですね。
ということで、私の好きな民族音楽でした。
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