AudioJungleで売れた作品の傾向を分析してみた
タイトル付けちょっと悩んだのですが「私が出している作品がどの国に買われたか、またその国が買っていく音楽の傾向はあるか」というのを、2年分データが溜まったので見ていこう!という内容になります。
私の出してる作品は以下から確認できますが、古く全く売れていないものは削除したし、なんやかんやあって整理した楽曲もデータに含まれるので、データ見る限りじゃ大体こんな感じになったよーくらいに受け止めてください。
https://audiojungle.net/user/shigenobuorito/portfolio
私の出してる作品ジャンルについて
大きく分けて以下
- 和風
- 中華風
- Epic
他にもコーポレート、エレクトロスウィングなんかも出してましたが、「もうちょっと一部に尖ったコンポーザーになった方が良さそうか?」と悩み、結果それらは整理しました。
また「和風」「中華風」と書いてますが、ぶっちゃけまだ2曲くらいしか出せてないのでこれからもっと増やすぞってところなんですが、それにしてもなかなか面白いデータが取れたので分析していきます。
和風・中華風はアジア圏に人気
一応、目指したのは純和風、純中華風。その国の楽器をメインにし余計なものは極力避け、音階はもちろんリズムや展開なんかも頑張って意識した楽曲になってます。
これらはどちらかというとアメリカに向けて出してたつもりなんですが、和風も中華風もアジア圏の国に聞かれている傾向にあります。購入も大体アジア。
隣国の中国はじめ台湾、タイ、シンガポール…とか、やはりアジアに固まってました。1回だけアメリカに和風が買われたかな。
中国層が特に厚いですね。本国の人が聞いてもそれっぽくなってるかな?大丈夫??
ちなみに、去年の8月に出した中華風が私がAJに投稿を初めてから2年間の中で最もアクセスの多い(7割中国から)楽曲になりました。
Epic系はアジア「以外」
Epic系に属するだろう楽曲たちはアメリカ、イギリス辺りからのアクセスが多く、オランダ、ポルトガル、北欧圏といったヨーロッパまで広く見られてるのが分かりました。
また「和風Epic」というちょっと捻った楽曲も、やっぱりアメリカやEU辺りに聞かれてるし購入されてる、という結果になりました。日本でもちょっと売れた。
Marvelコミックにジャパニーズマフィアとか出てくるし、和風でEpicな楽曲作ったらウケるやろwという安易な発想でしたが、あながち間違ってなかったみたいですね。
和風だろうがそうでなかろうが、Epicはアジア「以外」でのアクセス、購入が多かったので、国内の映画予告やらアニメ劇伴やらで耳にするものの実はアジアとEpicの相性は悪いのかも…?なんてのをフワッと思いました。あくまでフワッとね。
まだデータが不足してる段階ではある
ここまで見ると、アジアを狙うなら和風・中華風を作って、それ以外の国に向けてはEpicを作れば世界征服できるじゃんwとか思っちゃいますよね。
なんですが、私が現在出してる作品数は10曲ちょいくらいだし、アクセス数だって毎日発生しているわけでない弱小コンポーザーなので、決定付は尚早かなとも思います。
とはいえ、データがあるので今後どういう作品を出していけばいいかの道筋がちょっと見えたし、方向性も考えやすくなりました。
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