【DAW】Reaperの使い方-初期設定編

【DAW】Reaperの使い方-初期設定編

DAWのReaperの使い方を何本かに分けて紹介する記事、今回は初期設定編です。

他のDAWを触ったことがある方は見てすぐ「わからん」と投げそうなくらい項目が多いんですが、好みがなかったらいじる部分はごく一部ですので、この記事では重要な部分に絞って紹介します。

実際の操作は「【DAW】Reaperの使い方-打ち込み・ショートカット設定・書き出し編」からどうぞ。

日本語化はしない方がいい

デフォルトでは英語で、他の言語にするためにはパッチが必要になります。

日本語は有志が作ったパッチが必要で、もちろん導入しても良いのですが、オススメしません。

理由としては「DAW類は大抵、日本語化するとバグりやすくなる」「DAWのアプデが頻繁なので日本語化が追いつかない」の2点です。

なので、もし英語にアレルギーを持っており、目にするだけで生命活動が著しく困難になるレベルで貴方との相性が悪い場合は、Reaperを使うということそのものを辞めた方がいいです。

Cubase辺りもカスタム性は高い(はず)なので、そっちを買った方がサポート充実してるしオススメです。

初期設定でいじる項目一覧

上記を踏まえ、それでもReaperが使いたいという方向けに初期設定について紹介します。

preference
初期設定は Reaper → Preference から。

これは他のDAWと同様ですが、以下をまずは設定しておくと良いです。

  1. プロジェクトファイルの保存場所
  2. サンプリングレートとバッファサイズ
  3. MIDIコントローラ
  4. バッファの設定
  5. プラグインフォルダの指定

実際はパッと見て終わるだけの箇所もありますが、大体上記です。順に紹介します。

プロジェクトファイルの保存場所

画像一番上のフォルダパスが、デフォルトの保存場所になります。私の場合は外部のHDDに保存するように設定してあります。

Browseをクリック、保存したいパスを設定したら完了です。

サンプリングレートとバッファサイズ

画像真ん中やや上、「48000」と書いてあるところがサンプリングレートです。

パソコンのスペックに余裕があれば48kにしておくのが良いです。厳しかったら44.1k。

そのちょっと下、「1024」と書いてあるのがバッファサイズです。数値が大きいほどレイテンシーは出るものの、パソコンが快適に動きます。

ボーカルやギターを録音するときは32、64とかなるべく小さい値、それ以外だったら1024とかにしておくと快適です。数値は32の倍数ですので注意。

MIDIコントローラ

使用するMIDIコントローラのON/OFFを切り替えるところです。

Enabledになっていれば、ちゃんと反応するはずです。

バッファの設定

パソコンのパワーをどれくらい割くか、といった設定を行うところです。

赤枠で囲ったところだけいじれば良いのですが、入れた時からいじってなければおそらくどちらもRecommended、Defaultになってるかなーと思います。

プラグインフォルダの指定

プラグインを入れているフォルダを指定する箇所です。

こちらも特にいじってなければデフォルトでVST等が入っているフォルダを参照するようになってるはずです。

初期設定については以上です。特にこだわりがなければ、上記を設定するだけで十分です。

調べるともっといじる箇所は出てくるかなーと思います。特にBuffer、Playback周りは。

次回はプロジェクト上の基本的な操作方法、収録や打ち込み方法についてザーッと書いていきます。