吸音材の貼り方【DTMをやる人向け】

吸音材の貼り方【DTMをやる人向け】

先に紹介したいのが、吸音材は「反響を減らすために貼る」ということ。部屋の反響を減らし、聞きたい音に集中しやすい環境を作るために貼ります。

それから、今回のターゲットは自宅でDTMをする人向けなので、ガチガチのスタジオ作りには参考になりません!という点。

以上をご了承の上、今回の実際に吸音材を貼った話を読み進めてくださいませ。


まずは部屋のセッティングを見直す

吸音材を貼り進めるまえに、DTMをする環境を整えましょう。

ポイントは以下。

  1. 部屋の短辺の壁を選ぶ
  2. 左右の壁から均等な位置に机を置く
  3. スピーカーのコーンが耳の高さになるようにする
  4. 左右のスピーカーと自分の頭を頂点として、正三角形になるように配置
  5. 左右スピーカーが自分の方に向く様に角度を調整

です。図にすると以下みたいな感じ。
スピーカーと頭の位置について

部屋の都合上、全部は出来ない…!という場合、せめて作業机が左右どちらかの壁に偏ることのない様にはしましょう。

これだけでだいぶ音の印象が変わります。

スピーカーの測り方

また、スピーカーとの正三角形を作るときは、上の写真のようにコーンの中心から測ってください。※雑でごめん

左右のコーンの中心の距離を測り、その長さと自分の耳の位置が来るようにスピーカー、または椅子を動かしてくださいね。

用意する吸音材

作業場の位置を整えたところで、貼っていきましょう。

用意する吸音材、以下の2種類です。


※画像クリックでサウンドハウスの商品ページにジャンプします

一般的な吸音材ですね。

形状や厚み、スポンジの密度による違いはあると思うのですが、よほど爆音で作業しないのなら、ほどほどの値段のもので大丈夫です。なるべくなら量あると良し。


※画像クリックでサウンドハウスの商品ページにジャンプします

それから、部屋の角に設置するベーストラップです。

理想は部屋の天井、壁面の角すべてを埋めることなんですが、流石に大変なので壁の四隅だけにしましょう。

また耳の高さに設置するので、各角に2つずつで大丈夫です。とりあえずね。

はがせる両面テープをセットで買うのをお忘れなきよう!

吸音材を貼る位置

吸音材を貼る場所は以下4箇所です。※全て作業スペースに座った位置から見て、です。

  1. 後ろの壁
  2. 真上
  3. 左右の壁
  4. 部屋四隅

四隅を除き、これらの位置は“First reflection point”と呼び、スピーカーから出た音が自分に向かって反射する位置になります。詳しくはググってください。

四隅はベーストラップを貼るのですが、角は特に低い音が集まり長く残るらしく、その対策になります。

ちなみに昔ながらの土壁、和紙を使った部屋は反響がめちゃくちゃ少ないので、そもそも吸音材を貼らなくても良いらしいです。ここは要検討ですが。

吸音材の貼る場所・後ろの壁

吸音材の貼り方、後ろ

早速貼りましょう。机に向かって座り、後ろの壁に貼ります。ここはなるべく広く貼っていきます。

ポイントは、スピーカーと同じ高さになるように貼ること、壁に背をつけてスピーカーの正面が見える位置に貼ること、です。

文章だとちょっと難しいんですが、悩んだらとりあえず後ろの壁にビッタリ貼れば大丈夫です。

吸音材の貼る場所・真上

吸音材の貼り方、天井

ちょっと角度つけた写真ですが、真上撮っても真っ白だったからこうなってます。マジで椅子に座って真上の天井に貼ります。

なるべく広い範囲、かつ座ったときの耳の位置を気にしながら貼っていきましょう。

吸音材の貼る場所・左右の壁

これはちょっと人の協力が必要になります。

椅子に座った状態で耳の高さに鏡を誰かに持ってもらい、スピーカーが鏡に写る位置に吸音材を貼ります。

大体、スピーカーと自分の間くらいの位置になるかなーと思います。

後ほど参考になる動画を貼るので、そちらを見て真似してくださいね。

吸音材の貼る場所・部屋の四隅

吸音材の貼り方、ベーストラップ

ベーストラップを貼ります。

地面から天井までびっちり貼るのがベストなんですが、そこまでやるのは結構お金がかかるので、最低限、自分の耳の高さに貼りましょう。

吸音材の貼る場所おまけ・自分の正面

吸音材の貼り方、正面の壁

これは私が生放送とかするからなんですが、自分の声が正面から返ってくるのは困っちゃうので、正面に貼ってます。

またスピーカーと壁の距離が十分に取れない、というのも貼った理由です。本当はほどほどに離した方が良いんですよね…。

聞いても分かりにくいのですが、低音はスピーカーの裏にも回り込みやすく、それが反射してぼやんぼやんになります。

これを防ぐ効果があるので、ここもなるべくなら吸音材貼った方が良いかなーとは思います。


参考にした動画とサイト

最後に、吸音材の貼り方を参考にしたサイト、動画を紹介します。

全部英語で大変なんですが、動画は特に参考になるのでぜひ見てください。

http://arqen.com/acoustics-101/room-setup-acoustic-treatment/