【配信者向け】マイクのセッティングや配信ソフトの設定、機材について書きました
今回は「配信者向けのマイクと配信ソフトのセッティング方法、必要な機材」について書いていきます。
どんな機材が必要か、どうセットしたらいいか、OBSの設定はどうかなどを紹介します。
この記事だけで全部完結できるように書いたので、ちょっと長くなります!
※ヘッドセットについては無知のため書いておりません!ご了承ください。
マイク周りで準備する機材
先に、必要な機材について紹介します。
機材は以下の通りです。
- マイク
- ポップガード
- マイクケーブル
- オーディオインターフェース
- マイクスタンド
マイク、オーディオインターフェースのオススメについては、以下の記事で紹介していますので、よければご覧ください。
→VTuber向けマイクとオーディオインターフェースのオススメまとめ(生配信用・歌の録音用・ボイチェンなど)
ポップガードはマイクに息がブホーっと入らないようにするため。
無いと配信中に爆笑したら最後、ブホババババwwwwwという汚い声になります。くしゃみも凄まじい。コレがないとすっごい音になるから試して欲しいくらい。
ちなみに若干効果は落ちますが、ウィンドスクリーンでも十分です。マイクにスポッとはめるだけなので手軽ですが、マイクと口の距離に十分気をつけてくださいね。近いとさほど意味ないから。
マイクケーブルはXLR、またはキャノンという種類のものが必要になります。購入を検討するマイクがUSBタイプでなければ、ほぼ全てのマイクがキャノンケーブル必須になります。
世の中には「ケーブルはどのメーカーが一番か」と争う恐ろしい戦争があるので、特段触れませんしTwitterでは触れないことをオススメします。が、私はHOSAこそ最上を唱えます。
でもサウンドハウスに裏切られたので、しょうがないのでカナレを貼っておきます。ベルデンでも良いです。他はなんとも言えないし、そこまで気にしなくても良いと思う。
最後にマイクスタンド。これはもう机の上の環境次第なので、好きなものを選んじゃってください!
セッティングについて
マイク→ケーブル→オーディオインターフェースの順に信号が流れますので、そのようにつなげていきます。スタンドにマイクをセットしてからケーブルをつなげるとやりやすいです。
間違ってもマイクとオーディオインターフェースを直接つなげないでください。理に適ってるかもですが、そもそも使いにくいと思うぞ…?
また、ポップガードとマイクの間は大体こぶし1つ分。てのひらをマイク側に向けて、大体そのくらい離れてれば大丈夫です。
マイクの向きと距離
マイクは構造上、音を拾う向きが決まってます。拾える範囲も決まってます。※種類によります。
そのため、マイクは口に向かって真っ直ぐ向けないと全然音が拾えません。
また角度や距離を間違えると、鼻息がふんすふんすうるさくなったり、スパイダーマンのマスクでも被ってんの?みたいなこもり方をしたりしてしまいます。声がアベンジャーズにならないよう、マイクは丁寧にセットしましょう。
基本的なセッティングは「自分の真正面から口の中に向かってマイクを置く」です。
この時、ポップガードから口の距離は拳2つ分、指側を口、ポップガードに向けてそのくらいの距離が適切、と言われてます。
ただまぁこの辺は声量によるので、距離は適当でも大丈夫です。
なんか私の顔、やつれてんな…。
VTuberさんの場合、顔のトラッキングなどを考えると、カメラの前にマイクやポップガードがあると何かと困るかと思います。
そんな時は上に貼った画像のように、下から口を狙うようにセットすれば大丈夫です。
ただしこの場合、吐く息を非常に拾いやすい角度になってしまうため、必ずポップガードやウィンドスクリーンを使用するようにしてください。
せっかく素敵な見た目なのに笑う声がブホホホwwwwwじゃ…ちょっとね。
ちなみに、写真くらいマイクが口から離れると声が小さくなりますが、その辺は配信ソフト側でどうにかなるので大丈夫です。
配信ソフト側の設定
の前に、マイクのゲイン(オーディオインターフェース側のマイクの入力感度)は、基本的には最大から気持ちちょっと下げたくらいで大丈夫です。
この辺は声のデカさ、使ってるインターフェースによるので、本体のメーターが赤にならない程度に上げてください。
では配信ソフトの設定。OBSを例に、セッティングを紹介します。
まずはマイク入力がモノラルになってるかを確認してください。Mic/Aux下にある歯車のマークを押して「Advanced Audio Properties」から確認できます。
ほとんどのオーディオインターフェースはステレオ入力のため、配信ソフト側でモノラルにし忘れると、右か左か、どっちかに声が寄ってしまいます。
同じく歯車のマークを押して「Filters」選択。下のプラスを選んで「Noise Gate」「Compressor」「Limiter」をセットしましょう。
Noise GateはCloseを-82dB、Openを-80dBにします。大体このくらいで大丈夫です。
これは黙ってる時にマイク出力が無音になるエフェクターです。コラボ相手がスベッた時、無言の圧力を効かせたいときに役に立ちます。黙れば音が消える。コワイヨー
次にコンプレッサーです。各パラメータについては試行錯誤が必要で、正直細かく書くのもダルいんで画像を参考にしてください。この設定は、夜に声量控えめにして話す用になってます。
このエフェクターは声量を一定にするもので、差しておけば声が極端に小さくなることも、いきなりデカくなることもなくなります。
スレッショルドだけ試行錯誤が必要だ、というのは覚えておいてください。下げすぎだと声がきゅっと引っ込む感じ、足りないといつもと変わらない感じになります。
声が引っ込みすぎず、かといって声量の上下が強すぎず…そんな数値を見つけてください。基本は-30dB前後くらいで大丈夫なはず。
また一番下段のGainは以下画像のように、フツーに喋る声量でMic/Auxのメーターが黄色になるまで上げておきます。
最後に差しておきたいのが「Limiter」です。
これは最終防衛ラインです。
配信をしていればコラボ相手なりゲームなりに突然笑わされることもあるでしょう。
その時、爆発的に大きくなった声を誰が止めるのか?このリミッターくんです。こいつがなかったら爆笑は全て音割れポッターになります。
リスナーの私的には、割とマジでセットしておいて欲しいエフェクターです。何度ハリーに殺されかけたか。
分かってきたら少しずつ調整してみてください
マイクの角度や配信ソフトの設定は、どうしても人それぞれ異なってきます。
例えば喋る時に顔が上がる人は、マイクもちょっと高くしないとうまく拾えなくなります。
今回紹介したことは全て基本的なことなので、ご自身に合わせて良い感じのセッティングを見つけてくださいね!
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