Ozone 9をゴゾンじでナイン!?実力をレビュー

Ozone 9をゴゾンじでナイン!?実力をレビュー

そんなゴゾンじでナインあなたに、ご存知になってもらうレビュー記事を書きました。

…ただし、先代を知っている私は断固Ozone 9と戦う姿勢でいる。

自動マスタリングなんてべんr…いや、人間を嘲笑うエフェクターなんぞに我々は屈しナインだ!

さて、見せてもらおうか…新しいOzone 9とやらの性能を!


Ozone 9とは

Ozoneというエフェクターについて、おさらいだ。

要は、マスタリング向けのエフェクターを格納した“マルチエフェクター”

EQ、コンプ、イメージャーなどを収納していて、個別で挿して使うことはもちろん、メインの機能はやっぱり全自動マスタリングの”Master Assistant”。

ボタン押すだけでマスタリング済むんだもん、めっちゃ便利…いやいや余計なお世話だ。ヘッドフォンとスピーカーを交互に使ってちまちまやるもんなんだよ…マスタリングってのはよ…。

DAWに挿して立ち上げた感じはこんな感じ。8から変わったところは…強いて言うならロゴの文字くらい?パッと見では変化なし。

操作面も別に変わった素振りを見せない…拍子抜けだ。挿さなければ、どうということもないッ!

Master Assistantがちょっと変わった

待て。

お前、一番左のやつ。なんだそれ。Modernと…Vintage?

Modernではいつものセットだが、Vintageを選択すると通常のEQ、マキシマイザーに加えVintageのEQ、Comp、Limiterでマスタリングをし始める。

そしてこれがまた生楽器てんこ盛りのオーケストラものにもバッチリ合う。音が適度に柔らかい。

これは困った。

先代の8はどうしてもモダンでちょっと固い音になっちゃうから、「ゆーてオケもののマスタリングなんて出来やしねーよwwwそこ突っついたろwwww」とか(こすいこと)思ってブログ書き始めたのに、いきなり隙がなくなっちまった…。

学生ノリあるある「いやまっさかーwwwゆーてゆーて…まじやぁーーーーーッ!!」みたいな、煽っといて結局ベタ褒めパターンになってる。滑った時はクソ寒いからマジで辞めとけよ?

ところで、個人的に便利だなと思ったのはこれ。出過ぎてる帯域を適度に下げてくれる(Modernモード)。

アナライザーもだいぶ滑らかになってる。観賞用にも良さそうだなーとか思って見とれてしまった。

べっ、べつにお前のこと「綺麗だな」なんて思ってねーし!!

Low End Focusとかいうチート機能

おそらく今回のアップグレードのメインだとは思う。その名もLow End Focus

はーなんとまぁ捻りのないお名前どすなぁ(京都弁よくわかんない)(皮肉が思いつかない)(マスタリングで差をつけろ)。

エフェクタを挿しただけでは機能せず、真ん中にあるListenを押してもなんも変わらず。

あれこれ弄って、めっちゃ小さい音が聞こえ始めた様子がコレ。

囲った帯域の音だけが聞こえる!!!!!!

囲った帯域の音だけが弄れる!!!!!!!

ナニコレ!!!!!!!????????!!??

見たまんま書いたまんま、Low End Focusという名前そのまま低い帯域だけを調整するエフェクターのようです。

左側のフェーダーは文章だとちょっと説明が難しいんだけど、下げると低い音をフォーカスして、上げると高い音をフォーカスする。音抜けを良くするか、より重い音にするか…みたいな。

で、フォーカスする部分を右側のフェーダーでゲイン調整する、というのがこいつの使い方っぽい。

さながら、オプションでシャンプーしてくれる美容室だ。

高そうなシャンプー、ちょうど良い湯加減で気持ちよく頭を洗ってくれるだけでなく「かゆいとこないっすかー?」とか聞いちゃうアレだ。

「つむじのやや左の…なんていうか…あーそこっすねー」などという、語彙力のカケラもない残念な説明でも的確に髪も頭皮も気持ちよくしてくれちゃう

ちなみに私は顔に乗せる紙とシャワーの音のせいで話しかけられてるのかが分からずいつも「んあ…」しか言えない。。ごめんなさい。

他にも音作りだけじゃなく、書き出しに便利な機能がたくさん追加された模様。その辺は公式を参考してくだせぇ。

せっかくなので聴き比べした

iZotopeを珍しく褒めてしまったので大変気乗りしないが、ここまで来たら聴き比べするしかないだろう。

こちらはいつものマスタリング。アナログサチュレーション、EQ、コンプなど、色々使って調整してる。

こっちはVintageモードで書き出したやつ。比較用にアナログサチュ、リバーブ以外はオフにした。

えっ、ほとんど遜色なくない…?俺、2〜3時間くらい悩んでパラメータ決めたのに、Ozone 9はものの数秒やぞ…??

気持ちハイトーンの抜け悪いが、そんなの後からいくらでも調整できる。肝心なのは、ダイナミクスを適度に残しながら、ちゃんと音量を詰めてくれている点。

これ挿しときゃリバーブ以外、特に要らんわな。

散々色んな動画、文献あさってたどり着いたマスタリングに寄せられちゃうとかもう、自分でマスタリングするのもアホらしいなぁ…。っらたん。。。2mixやりなぉししょ。。。


おとがぱつぱつ、とげとげにならないよぉーすっごーい!

完全に語彙奪われるレベルまで来ました、Ozone 9。生音も適度に柔らかな音に仕上げてきやがりました。

ゆーて音固いし!低音の処理とかそこまで出来ないし!!なんて言うのももう、ないです。ほんとうに隙がない。

どうしよう、便利です。煽り記事書くつもりだったのにKA★N★PA★Iです。はーぁ負けた。くだらねえ記事書くなんてやめだ、やめ。

ちなみに、「単品で買う」「Elementsからのアップグレード」「以前のOzoneからのアップグレード」でかなり値段が違うので、注意して買ってくださいね。

オススメは色んなエフェクタが収録されたAdvanced。特にEQなんかはM/S処理がしやすく、めちゃくちゃ重宝します。

Ozone9
iZotone Ozone9 Advanced ¥42,240
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